こちらは  Spine-Unity 4.0 to 4.1 Upgrade Guide の日本語版です。
スケルトンの再エクスポートとspine-unityランタイムファイルのアップグレード方法
これらについてはドキュメントの以下のセクションをご確認ください:
spine-unityランタイムドキュメント: spine unityランタイムのアップデート
spine-unityランタイムドキュメント: 拡張UPMパッケージのアップデート
これらのセクションで、スケルトンの再エクスポート、spine-unityバージョン間でのアップグレード、spine-unityランタイムファイルの安全なアップグレード方法など、必要なステップを解説しています。
4.1のAPI変更にコードを適応させる
APIの注意すべき変更点については、ChangelogのC#およびUnityセクションをご覧ください。
https://github.com/EsotericSoftware/spine-runtimes/blob/4.1/CHANGELOG.md#c-2
4.1では、一部のメソッドの名前が変更されたり、置き換えられたりしています。
名前変更により存在しなくなったメソッドを使用したためにコードでコンパイルエラーが発生してしまった場合、Changelogから以下の点を確認し、コードを再び互換性のあるものにするために必要なステップを実行してください:
SkeletonGraphic.unscaledTimeパラメーターをprotectedにしました。代わりに、新しいプロパティUnscaledTimeを使用してください。
 
AttachmentRegionExtensionsのメソッド、Attachment.SetRegion、MeshAttachment.SetRegion、RegionAttachment.SetRegion(region, update)が削除されました。代わりに、attachment.Region = region; if (update) attachment.UpdateRegion()を使用してください。
以下は、ユーザーが通常アクセスしない内部の破壊的変更の一覧です。ほとんどの場合、これらはユーザーコードで使用されたことがないので、変更は必要ありません。
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IHasRendererObjectインターフェースを削除しました。代わりにIHasTextureRegionを使用してください。
 
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RegionAttachment および MeshAttachment からRendererObjectプロパティを削除しました。代わりにattachment.Regionプロパティを使用してください。
 
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RegionAttachment.UpdateOffsetおよびMeshAttachment.UpdateUVsがAttachment.UpdateRegionに置き換えられました。呼び出し側は、そのアタッチメントの領域がnullでないことを確認する必要があります。
 
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AttachmentLoader.NewRegionAttachment()およびAttachmentLoader.NewMeshAttachment()は、追加のSequenceパラメーターを取るようになりました。
 
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VertexAttachment.DeformAttachmentプロパティはVertexAttachment.TimelineAttachmentに置き換えられました。
 
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RegionAttachment.ComputeWorldVertices()は最初の引数として Bone の代わりに Slot を取るようになりました。
 
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Skeleton.Update(float deltaTime)メソッドを削除しました。この呼び出しの発生をすべて削除してください、それはもはや必要ではありません。
 
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Slot.AttachmentTimeプロパティを削除しました。コードから発生を削除してください。
 
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拡張メソッドAtlasRegion.GetSpineAtlasRect()のパラメーターincludeRotate (デフォルト値trueを伴う)を削除しました。おそらく、このメソッドはユーザーコードでincludeRotate=falseで使用されたことはないでしょう。
 
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AtlasRegion.PackedWidth および AtlasRegion.PackedHeight は、4.0と比較してパッキング回転が90度の時に入れ替わるようになりました。
 
4.0から4.1での挙動の変更点
挙動の変更点の一覧については、ChangelogのC#およびUnityセクションを参照してください。
https://github.com/EsotericSoftware/spine-runtimes/blob/4.1/CHANGELOG.md#c-2
SkeletonGraphic OnRebuildコールバックデリゲートは、スケルトンが初期化された後、 AnimationState コンポーネントが初期化される前に発行されるようになりました。これにより、SkeletonAnimationやSkeletonMecanimコンポーネントの挙動と一致するようになりました。もしSkeletonGraphic AnimationState が初期化された後にコールバックを受け取りたい場合は、新しいコールバック OnAnimationRebuildを使用してください。
新しいUnitypackageは、こちらのダウンロードページからダウンロードできます: spine-unity Download
もし、このガイドに注意すべき点や追加すべき点があれば、遠慮なくこのスレッドに投稿してください。他の方にも分かりやすいようにガイドを更新させていただきます。
このSpineの新しいリリースが皆さんに気に入っていただけることを、そしてより素晴らしいゲームを作るための一助になれることを願っています! 🙂